日本語教師養成講座

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座のeラーニングや科目履修テストについてのまとめ

これからヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座の受講を考えていらっしゃる方も、今、受講していらっしゃる方も養成講座の科目履修テストや模擬授業がどのように実施されているのかは気になるところだと思います。

この記事では、ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座を受講しているYUSUKE SENSEIの実体験をもとに、養成講座の情報についてまとめます。

ヒューマンアカデミーを選んだ理由

インターネットで「日本語教師養成講座」を検索すると、たくさんの養成講座の情報が出てきます。

その中で、なぜYUSUKE SENSEIがヒューマンアカデミーの養成講座を選んだのかをご説明します。

eラーニングを取り入れたコースがスタート

「平日に仕事が終わってから、電車に乗って養成講座を受けに行くことは難しい…。」

中学校教師として働いていたため、生徒指導などの不測の事態で帰りが遅くなることが少なくありませんでした。

自分には日本語教師になるには「日本語教育能力検定試験合格」しかないと考えるようになりました。

そして、2018年に「日本語教育能力検定試験合格」を実現し、これにより、転職の決意を固めることになりました。

そして、2019年7月からヒューマンアカデミーでeラーニングを取り入れたコースがスタートしました。

ちょうど転職に向けて本格的に動き始めるタイミングでした。

少しでも多く転職の武器が欲しいと考え、「420時間の養成講座修了」をめざし、さっそく7月から受講を開始しました。

これがヒューマンアカデミーを選んだ最大の理由です。

eラーニングによって、これまで時間や場所の制約のあった方にとっては、受講しやすい学習環境になったと言えます。

外出せずに自宅でスタートできる学び方があります。ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座は、eラーニング(理論科目)と通学(実践科目)のブレンド授業です。
学習のスタートはeラーニングの理論科目から始めます。
eラーニングで6ヶ月(標準学習期間)自宅にいながら、オンラインでじっくりと自分のペースで学べます。外出を控えているこんな時だからこそ、繰り返し学習できるeラーニング講座で、しっかりと基礎知識をインプットできます。
eラーニング学習が終了したら、通学学習で、インプットしたことを実践していきます。

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座のホームページより

日本語教師にヒューマンアカデミー修了生が多い

日本語教師になってから思うことですが、やはり日本語教師にはヒューマンアカデミー修了生が多いです。

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座でのつながりはその後の日本語教師としてのキャリアにおいても大きな支えになります。

YUSUKE SENSEIは講師の先生と名刺交換をさせていただいたり、受講生の方々と情報交換をさせていただいたりしています。

多くの日本語教師を輩出しているヒューマンアカデミーは全国主要都市に29校あるので、通いやすい校舎が見つかるのではないでしょうか。

文化庁届出受理講座420時間カリキュラム対応

ヒューマンアカデミー日本語教師養成総合講座は文化庁の「日本語教員の要件として適当と認められる研修」の基準を満たし、届出を受理された講座です。

YUSUKE SENSEIは日本語教育能力検定試験試験に合格してから養成講座を受講するという順番でしたが、ヒューマンアカデミーの養成講座を修了すれば、法務省告示校をはじめ国内外で日本語教師として働くことができます。

もちろん養成講座に加えて、日本語教育能力検定試験にも合格すれば「鬼に金棒」です。

講座概要

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座は「理論科目」(eラーニング学習)と「実践科目」(通学学習)、そして「教育実習」(通学学習)の3つで構成されています。

「理論科目」はeラーニング学習ですが、それぞれの科目の最後には通学をしてテストを受験する必要があります。

eラーニングのメリット

eラーニング学習は時間や場所を選ばないので、自分のペースで学習することができます。

eラーニングのデメリット

講座全体を修了するためには、計画性とスケジュール管理が必要になります。

理論科目(eラーニング)

科目1 日本語教育学入門
科目2 日本語教授法
科目3 社会・文化・地域/言語と社会
科目4 言語の構造
科目5 言語と心理
科目6 音声・音韻/文字・表記
科目7 誤用論的規範
科目14 日本語教育学総論

理論科目は前半が7科目あります。
科目14の日本語教育学総論は通学の6科目の後、教育実習の前に受講します。

manac

eラーニングはmanacというヒューマンアカデミーのシステムを用いて、スマホやパソコンなどのデバイスから講義の動画を視聴します。

 「MANAC」は、1985年の創業以来、通学・通信・オンラインなど800以上の講座・カレッジを開講し、約142万名の修了生・卒業生を輩出してきたヒューマンアカデミーの講座運営の実績を生かした、受講生向けポータルシステムです。
これまで、受講証やECショップ、eラーニング等を別々のシステムで提供していましたが、「MANAC」に集約したことでサービスごとのID・パスワードの管理が不要となり、簡単にアクセスすることが可能になります。
さらに、パソコン、スマートフォン、タブレットのマルチデバイス対応で、アプリ、ブラウザのどちらからでもアクセス可能となるため、ヒューマンアカデミーが提供する講座を、時間と場所に縛られることなくシームレスに学習することが可能となります。
また、メンタリング機能(AMS:Automatic Mentoring Scenario)を活用し、「受講スケジュールの管理や告知」などのきめ細かなサービスを行なうことで、受講生の学習をサポートします。
「MANAC」は、『学び+コミュニケーション』の造語で、ヒューマンアカデミーと「ずっとつながる」という意味を持っています。
今後も、お客様の学びのニーズに応えた機能を随時追加してまいります。また、ヒューマンアカデミーが培った教育ノウハウを元に、最新の教育テクノロジーを戦略的に活用することで、効果的な学習の実現および学習効果の高い教育の提供を目指してまいります。

ヒューマンアカデミー プレスリリースより

学習方法

どの科目も講義の動画を視聴します。

そして、当然と言えば当然ですが、テストがあります。

科目1と科目14以外は8回目は通学して科目履修テストを受けなければいけません。

テストでしっかり点が取れるように、要点をノートにまとめるなど、積極的に学ぶ姿勢を大切にしましょう。

ちなみにYUSUKE SENSEIは教育能力検定試験で知識が入っていたので、動画の再生スピードを2倍にして、視聴しました。

工夫次第で自分に合った勉強法が見つかるはずです。

実践科目(通学学習)

科目8 形態・語彙・意味
科目9 日本語教育文法
科目10 評価法とICT
科目11 日本語教育実践1(留学生)
科目12 日本語教育実践2(生活者/ビジネスパーソン等)
科目13 日本語教育実践3(技能別指導)
科目15 教育実習

実践科目はeラーニング学習ではなく、すべて通学です。

各授業が実施されるスケジュール表が受講者に渡されるので、その中から日程を調整して学習計画を立てます。

土日に集中して学習することもできます。

こちらも科目15の教育実習以外は8回目に科目履修テストがあります。

教案作成と模擬授業

日本語教育実践の科目の3つは科目名に「実践」がついている通り、教案作成と模擬授業をしなければなりません。

教案作成と模擬授業については別記事でまとめさせていただきます。

日本語教育実践でしっかりと学習して教育実習につなげるイメージです。

科目履修テスト

前述しましたが、各科目の8回目に科目履修テストが通学で実施されます。

みなさんが気になるテストの情報をまとめます。

出題内容

各科目の学習内容が範囲になりますので、配布されたプリントは丁寧に読み直しておくとよいです。

また、教材の『第4版 日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド』の該当ページで、知識を整理して定着させるとよいです。

この教材は「ヒューマンアカデミー著」ですから、ここからたくさん出てしまうんです。

テスト形式

テスト形式は日本語教育能力検定試験に準じています。

『2020年 日本語教育能力検定試験 合格するための本』などで、検定試験の出題形式に目を通しておくと安心です。

問いに対して正しい語句を選択肢A~Dの中から選ぶという4択の問題。

長文の空欄に当てはまる語句を複数の選択肢の中から順に選んでいくという空欄補充問題。

合っていれば〇、違っていれば×という正誤問題。

基本的には、このような出題内容です。

ちなみに科目6の音声・音韻は聴解問題があるのかとビクビクしておりましたが、筆記問題のみでした。

テストはすべて筆記問題のみで聴解問題はありませんでした。

どのテストも試験時間は60分、配点は1問2点で50問の100点満点です。

評価

評価基準はA~Dまであります。

A:100~80%、B:79%~60%、C:追認、 D:59%以下(不可)

60%未満の場合は追試を受けて合格を目指すことになるそうです。

追試合格は正答率に関わらず評価はCになります。

ちなみにテストの誤答が10問以内ならA評価です。

A評価めざしてがんばりましょう。

テストの雰囲気

テストは校舎の教室で実施されます。

講師によっては、テスト前に復習の時間をとってくれる場合があります。

また、テスト時間は60分ですが、早く終われば提出して一時退室してよいという指示を出してくれる講師もいます。

また、全体の様子を見て、試験時間を短縮する講師もいます。

テストの実施方法については講師に委ねられているようです。

テスト後には解説をしていただき、プラスアルファの講義を受けて科目履修になります。

Zoom授業

ご説明したように、本来なら実践科目は通学で行われるのですが、今年度はコロナの影響により、途中から希望者を対象にZoomによるオンライン授業が取り入れられました。

YUSUKE SENSEIもオンライン授業を申し込み、自宅からリアルタイムで講義を受けました。

勤務先の日本語学校でも入国できない学生のためにオンライン授業を実施しています。

日本語教師としてオンライン授業の勉強もできるのは貴重な経験となりました。

まとめ

ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座では大学生や主婦、会社員、年配の方など幅広い年齢層のみなさんが熱心に勉強しています。

男女比は女性の方が多くにぎやかな印象です。

ヒューマンアカデミーには日本語教師をめざして、学習者同士がともに成長できる環境が整っています。

養成講座の受講を考えていらっしゃる方は、ヒューマンアカデミーの説明会に参加することをオススメします。